Vol.21-Vol.40

院外報VOl.27

心電図と心臓のはなし

心電図は心臓からのメッセージ
心臓の筋肉が収縮するごとに発生する微量な活動電流の変化を図形に表したのが心電図です。両手・両足・胸部10力所に電極を付けいろいろな組み合わせで12パターンの心電図を記録します。
つまり心臓を12方向から見てどの辺にどのような病変があるか知ることできます。

**測定中はリラックス**
手足に力が入ると筋肉の動きが心電図の波に入り、波形がギザギザになって判定因難になります。

心電図からわかること
(1)不整脈
☆の間隔が不規則になっています。
1分間の☆の数が100回以上→頻脈 60回以下→除脈

1つだけ異なった形の波が認められます。これは普段と違う場所から興奮が起こっているか、または通常と興奮の伝わり方が異なっていることを示し、異常です!

2.狭心症
冠動脈の内腔がコレステロールなどの沈着により狭くなり、心臓の筋肉に十分な血液が送れず、酸欠状態になります。

↓進行すると

3.心筋梗塞
狭くなった血管内腔に、さらに血栓(血の塊)が詰まり、血流が途絶して心臓の筋肉が壊死に陥ります。

狭心症・心筋梗塞で見られる異常心電図は…
発症から時間が経つにつれて波形が変化します。

タイプA行動パターン
負けず嫌い せっかち 仕事熱心
ストレスで血圧・脈拍が増え心臓に負担
のんびり&おっとり型のタイプBの人より心筋梗塞の発症率が2倍高いと言われています。
自分の性格を自覚しストレス解消を心がけましょう。

長嶋茂雄をおそった脳梗塞は心房細動が原因
心房が震えていることを示しています心房が震えるため、そこで血流がよどみ血の塊(血栓)ができやすくなります。血の塊は血流に乗り脳の正常な血管につまり栄養が行き届かなくなることにより、脳の-部が死んでしまい脳梗塞になります。
そこで…
血栓をできにくくするワーファリンやアスピリンを飲むことにより心房細動による脳梗塞を防ぐことができます。

心房細動は・・・
脈の間隔がバラバラになり心臓の心房という部屋が小刻みに震える不整脈のひとつです。
加齢により増加し、65歳以上になるとグンと頻度が高くなり決してめずらしい病気でありません。
自覚症状
動悸・胸痛
症状のない場合もあるので注意!

脳梗塞は後遺症を残すことが多いので、なった後の治療よりも予防が大切です。

24時間心臓を見守るホルター心電図
不整脈や狭心症はいつ起こるかわからないため短時間の心電図
検査では異常が発見できない事が多々あります。
そこで携帯型の小さな心電図計・ホルター心電図で24時間連続して心電図を記録し、コンピューターで解析・診断します。
この検査により異常をとらえる確立が飛躍的に高くなります。

当院で使用しているホルター心電図計です。
重さ40gと軽量なので違和感なく装着することができます。

●電極は緑の部分4箇所に付けます。
●心電計は首からぶらさげます。

注意:検査中は日常と変わらない生活を送って構いませんが、入浴はお控えください。

★当院では『院外報:ぬ<もり』の他に、地域の皆様にもっと脳や脳の病気について知って頂き
たいと考え年2回、春に『看護の日』、秋は『健康まつり』として院長講演等のイベントを企画しております。

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